先月号のですが、某テニス雑誌に昔の教え方と今の教え方の違いが載ってました!
いくつか紹介と解説していこうと思います!
~バックハンドストローク編~
昔 腰に巻き付けるようにテイクバック
↓
今 立て気味にして後ろに引く
一概には言えませんけど試してみる価値はありそうですね。
なぜ立て気味を今は薦めているのかというと、立てた方がパワーが出るからです。
あと昔の寝かしながら引くと背中側まで引いてしまう、とのことです。
ボク的にはどっちでもいいですよ。リズムがとりやすいほうで。
ラケットを立てても落とすことができなかったら意味ないですから。
昔 両肘を伸ばしてインパクト
↓
今 両腕で五角形を作り、左腕の回内を使って振り上げる
ヘビースピン全盛期のさらに前、フラットが基本だった時代はこう教えていたみたいです。
だから今はどうってわけではなく、フラットを打ちたかったらそうしたらいいわけです。
今とか昔とかないですね。
そして今の『両腕で五角形』っていうところにもつながるのですが、結局すべてグリップがどうかなんです。
右手はコンチネンタルで持ってると思うのですが
左手はどうですか?
左手もコンチネンタルならば、フラットなショットがベースになります。
両肘が伸びるでしょう。
そう
昔は左手もコンチネンタルで教えていたのかもしれません。
今の『五角形』を作りたいのであれば、左手は横から(厚く)握れば五角形になりやすいです。
プロで言うとウィリアムズ姉妹が割と五角形かと。
左手もコンチネンタルにしちゃうと高い打点が打てないんですよね。なのでオススメは少し厚めに握ることです。
そうすると、結局テイクバックのときラケットが少し立つんですよね☆
~ボレー編~
昔 横向きの姿勢をキープしてヒットする
↓
今 正面を向いてラケット面で当てるだけ
これは雑誌でも『はじめに』の部分で書いてましたが
ゾーンアップ(打ったら一歩前)が主流となっているから正面向きでいいのであって
遠くに飛ばしたい時、スライスをかけたいときは横向きであるべきですし
逆クロスに打つ時はそれなりにクローズにならないといけないです。
サービスラインの中に入ってしまったら、テンポ的に横向く時間はないかと。
それでもこれを読んで
『昔は横向きって習ったよー!!』
って方多いと思います。
それは
決めるボレーから教わったからです。
ポーチボレーはまぁ基本、横向きですよね。
この話はつなぐボレーなので正面向きでいいです。
というか、横向きが身体にしみつきすぎてるので、これからは前向きもって感覚でやってみてほしいです。
ローボレーなんか絶対横向きなっちゃダメですよ、あなたは…