コーチとの会話で必要な要素のひとつとして、絶対に
今のショットは攻めようとしていたのか、守ろう(つなごう)としていたのか
その感情がないとダメなんです。
それによって会話が変わってくるからです。
っていうことはよくお伝えしてますよね。
『攻めようとしてたのならそっちはもったいないよ』
とか
『相方が守ろうとしていたことが分かってたならば、ペアのあなたはそこにいてもおかしくないよ』
という風な会話になるからです。
そしてもう一つ必要な要素
毎回、各ショットを打つ度に
どこを狙っていたのか
がないとダメです。
例えば
あなたがフォアハンドで打ったショットはここにバウンドしました。
このミスはどこを狙ってのミスなのかによって会話は変わってきます。
①を狙ったミスなのか
②を狙ってのミスなのか
はたまた③を狙っていたのか
これによって会話は変わるのです。
『①だったら弾道のイメージを変えよう』
『②だったら回転足らないよね』
『③だったら全てが違う』
というふうに(笑)
当たり前と思ったでしょ?
これはとてもシンプルな話なので分かりやすいですよね。
でもこれはダブルスの形式でもあてはまるのです。
『なぜそこを狙ったの?』
『だったら対称のこっちを狙った方がいいよね』
『そこまで来たならもう~を狙わないとカウンターくるよ』
『相方がこの体勢だよ?そっちじゃないでしょ』
などと言ったように
でもこの会話をするため(考え方、あり方を共有するため)には
あなたは毎回、1ショット1ショットに対して意識的にコースを狙う必要があるのです。
もちろん、そんな余裕がないということは目の前のボールに一杯一杯なんですよね。
それを打破するためには
ショット練習の反復しかないと思っています。
自分のショットに自信があれば、少しでもコースを狙えるはずです。
やり方も大事です。
ケガしない身体の使い方
タイミング
足の使い方
それと同時に
あり方も大事なんです。
そこも共有したいのです。
一方的に言われているだけではダメなんですよ
勝てない理由はもっと根深いものだったりします。
是非会話をしましょう
最後に!
狙っているコースに対して
左右のズレは『タイミング』
上下のズレは『ラケット面』
が問題ですからね。