長い間色んな方々(生徒さんだけでなくコーチも含む)とお話させていただいて(盗み聞きも含む)
『速い球は必要ない』
や
『速い球打ったら早く返ってくるからあかんよなぁ』
とか
『速い球打ったらコーチに怒られる』
などをよく聞きます。
一理、それは合っています。
でも少し言い替えるべきです
『速い球は必要なく他の要素で勝てるのが理想的』
『速い球打ったら速い球返ってくるかもしれないからそこまで想定して打たなあかんなぁ』
そして最後は
『なんで速い球打ったらあかんねん!!!』
と言い返してください。(笑)
速い球を打ってはいけない(とコーチが言う)理由は、社交的な場では打ってほしくないだけです。
もっと言ってしまえば…速い球が打てないという方への自尊心を崩さず自己肯定感を保ってもらうためです。
速い球は打てるに限ります。
速い球が打てるということは正しい身体の使い方ができているということです(そうでなければいずれガタがきます)
正しい身体の使い方ができてくると速い球が打てるようになってくる、とも言えます。
理論的に説明できなくても、速い球が打てないということをすぐに察知する方はこれからもあなたの敵にでてきます。
本当に速い球は必要ないのでしょうか。
それを言ってる方は速い球を打つことはできないのでしょうか。
テニスとは残酷なスポーツです。
サッカーみたいに日本がブラジルに勝ったぞ!というようなことは滅多にないです。
この間生徒さんが
『テニスを長いことしてる人はほとんど何かしらのケガを負いながらしてる』
と聞きました。
これからは100年生きる時代といわれている中、きっとスポーツと 向き合う時間は今までよりも長くなるでしょう。
今までマイナーと言われてきたスポーツが、lifeshiftされてくる中でメジャーに変わるものがでてくるはずです。
その中でテニスというスポーツはケガがつきもの、と思われてしまってはテニスは今後ますます普及しなくなります。
今、テニスが原因でケガをされているという方。
少しだけ想像してください。
今のケガが治って元気な身体で目一杯テニスをしている自分を想像できますでしょうか。
それならボクは大変嬉しく思います。
そのような想像ができないという方は、ちょっと恐怖感を覚えませんか…
どこも痛くなく、速いボールを打つことはとても快感です。
テニスの醍醐味とも言っていいでしょう。
皆さんがtennislifeshiftできるお手伝いをボクは精一杯したいと思っています!
今日も
『この打ち方だとしんどくない感じがわかった』
と言っていただきました。
ケガと向き合わなくていい身体作りを、筋トレではなく楽しみにながらコート上でできることが一番だと思っています☆