今更ですが、先月タイガーウッズが14年ぶりの優勝しました。
ボクは全然ゴルフが分からないですが、周りの方から面白い話を聞いたので少し調べると
タイガーウッズのコーチはほぼ無名どころか、人間のバイオメカニクスを応用した『ゴルフスイングコンサルタント』を名乗っていて、一部のプロゴルファーや周りからメディアからは懐疑的な目が向けられていたそうです。
現在は落ちぶれているとはいえ、かつては世界のトップに君臨していたウッズ。その指導を何の実績もなく、バイオメカニクスという訳のわからない話をする”若造”に任せていいのか、というもの。
確かにそう言われると、どこでもそうですが
『学生時代、~で優勝!』
などがあった方が注目はされやすいですよね。
しかしタイガーウッズは腰を4回も手術しているため(そんな選手が復活することなど、アスリート界ではまずありえないといっていいほど稀です)、今までとは違うスイングを修得せねばならないため、今までとは違う切り口であるバイオメカニクスというものを導入したコーチと契約を交わすことにしました。
結果、優勝。
もちろんたくさんの要因があっての優勝でしょうが、このコーチがそのうちの大きなひとつであったことは確かだと思います。
ウッズはもう一度復活するためには今のままでは不可能だと理解しており、目の前の課題を認識し改善するため、それに必要な知識を持つ人材に出会ったわけです。
ウッズにとってはかなりの大革命だったかもしれません。
自分の現状はどのような状態なのか
優先すべきものは何か
本当に自分に必要な要素は何か など
自分を(現状を)理解するためには一人ではかなり難しいわけです。
それはテニスの試合中でも、現状を冷静に分析し、このままではダメだと感じたときに思い切って戦略を変えられる勇気(それに伴う技術もですが)があれば、その試合は例え負けてしまってもそれは次の糧になる経験だと思えます。
分析できる冷静さ
現状を打破する技術と勇気
その選択を肯定するポジティブな考え方(このような考え方のお持ちの方はかなり少ないですね。女性には特に。なぜでしょうか)
成長・結果を追い求めるならとても大きくて必要な要素です。
たま~にふと自分を見つめてはいかがでしょうか。
ディスカッション的なことができるとよりスマートでいいかもしれません。
ジュニアの子からいただいたすぱいだぁ麺を食べながら今日はおいとまさせていただきます…